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水彩画で綴る  細入村の気ままな旅人 旅日記

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神通峡かいわいの昔ばなし   その110 宮腰用水  富山市小羽

宮腰用水

その110 宮腰用水  富山市小羽

 取り入れ口は、八尾町桐谷部落の川尻というところで、九婦須川から引いています。八尾町の桐谷、宮腰を通って大沢野町根の上、土、下伏までつづいています。この用水は、1848年(嘉永のころ)に取りかかり、1863年(文化三年)に宮腰まで通しました。その後、八尾町の北谷・岩屋・かし尾・井栗谷まで引かれ、1867年(慶応三年)に分水されて大沢野下伏まで引かれました。
 根の上村の半助、土村の六平、下伏村の九左衛門、そのほか、八尾町がわの地主たちが、富山藩主の前田氏に何回もお願いして開発にあたりました。山や谷の多いところでの工事は、農民にとっては大変なふたんでした。中には、かざいどうぐを売っても、土地をはなれず開こんに力をそそいだ人もいました。そのおかげで、山の頂上まで水田になりゆたかになりました。
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プロフィール

細入村の気ままな旅人

Author:細入村の気ままな旅人
富山市(旧細入村)在住。
全国あちこち旅をしながら、水彩画を描いている。
旅人の水彩画は、楡原郵便局・天湖森・猪谷駅前の森下友蜂堂・名古屋市南区「笠寺観音商店街」に常設展示している。
2008年から2012年まで、とやまシティFM「ふらり気ままに」で、旅人の旅日記を紹介した。

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